3月に無事にキャリアコンサルタントの試験を終了したMooiです。
試験そのものよりも新型コロナウイルスの影響で試験が中止になるのかどうかで不安になったり、会場で感染しないか、緊張の続く日々でした。
そんな日々だったので、試験が終わったら、「◯◯展に行こう」、「映画を観よう」、「友達とご飯に行こう」と計画していましたが、全てが中止になってしまいました。
残念です。
でも、一番残念なのは誰か、と考えたら、展覧会企画に携わってる方々、映画館を運営されてる方々、飲食店や宿を経営されてる方々ですね。twitterを見ても、本当に辛そうな声ばかり目にします。
そこで、どこにも行けなくなってしまった今、行ったつもりで寄附やクラウドファンディングをすることで、いわゆる「推しを応援」というのもいいな、と思い、備忘録も兼ねて、簡単にまとめてみました(更新予定)。
国立美術館オンライン寄附サイト
東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立西洋美術館、国立国際美術館、国立新美術館、国立映画アーカイブの6館の国立美術館に支援できます!
実はこのサイトは、新型コロナに関係なく、ずっと存在していました。それなのに今まで気づかなくて、本当にごめんなさい(涙)。
支援できるコースは7つ
1)展覧会・上映会
2)調査・研究
3)所蔵作品・フィルムの修復
4)教育普及
5)建物・設備の整備
6)情報・資料の収集
7)国立美術館の活動全体への寄附
ちなみにMooiは、なんちゃってですが、元・研究者なので、今回は「2)調査・研究」に寄附してみました。任期付の研究員だったので、他人事ではなく、研究・調査は継続していただきたいと。。。
3月22日に寄附をして、証明書が4月9日に届いたので、事務手続きもかなりスムーズだと感じました。
寄附するとオリジナルグッズがもらえる!
寄附した金額によっては、下記のようなオリジナルグッズがいただけるそうです。国立美術館6館の建物が描かれたグッズ、そうそう、手に入らなさそう。。。欲しいかも。
続いて、寄附サイトをよく読んでみると、グッズだけでなく、1年間で5口、つまり5,000円以上を寄附すると、5口ごとに1枚、国立美術館の展覧会の招待券をいただけるんですね。企画展のチケットは1,500〜1,700円くらいはするので、これはかなりお得なのではないでしょうか。
寄附金は確定申告で税制上の優遇措置の対象になる!
寄附金が年間を通じて5,000円以上の場合は、確定申告をすることで、税制上の優遇措置が受けられます。これはクラウドファンディングにはできない点ですね。
以下にサイトの画像を貼らせていただきますが、詳しくは国立美術館寄附サイトでご確認ください。
▼国立美術館の寄附サイトは下記リンク先より→通年、募集中!
横浜の老舗映画館ジャックアンドベティさん「社員やアルバイトに遅延なく給料を支払いたい」
横浜の京浜急行線黄金町駅にある老舗映画館ジャックアンドベティさん。
急行も停まらない、小さな駅の小さな映画館ですが、夜でも映画好きの方々が溢れてることもあります!
▼1月には『ゴッホとヘレーネの森クレラー・ミュラー 美術館の至宝』を鑑賞させていただきました。
他の映画館と違うタイミングで上映してくださるので、見逃してしまった「ゴッホとヘレーネの森」も、こちらで鑑賞させていただくことができました。
そんな老舗映画館もピンチとなり、
<コロナを乗り越えたい!>お名前スクリーン上映&劇場鑑賞券という企画をされてます。
目的がもう、本当に深刻です。
「16人いる社員やアルバイトに遅配なく給料を払うことが最大の問題」
小さい映画館なのですが、たくさんの種類の映画を上映してくださってるので、普段からギリギリのところで経営してくださっていたのだなあ、と今更ながらに気付きました。
▼神奈川新聞さんも記事にされてます。
この企画ですが、わずか3000円で、
1)スクリーンに名前を上映
ちょっと恥ずかしいけど、見ることができたら嬉しいですね。
2)劇場鑑賞券×1枚
2020年6月1日から1年間、ジャックアンドベティ横浜で使用できる鑑賞券。
(特別料金の作品はご利用対象外となる場合があるそうです)。
映画の鑑賞券て今は1,800円くらいなので、3,000円のクラウドファンディングで1,800円が戻ってくるなんて、お得な株主優待券で有名なすかいらーくグループも真っ青です!
3)特製ポストカード
今回のためにスタッフがデザインしたポストカードに、お礼メッセージを記載して進呈させていただきます。
という、かなりお得なクラウドファンディングになっています。
▼ご興味のある方は下記のサイトより、どうぞ。→目標額達成、終了。
4月9日時点では、710人の方がご賛同くださったようで、さすが地元で愛されている名画座!って感じもしました。
これまで710人の皆様からご支援をいただきました。
各種媒体からもご取材もいただき、たくさんの方に支えられていること、そして責任の重さを実感した閉館1日目でした。— 横浜シネマ・ジャック&ベティ (@cinemaJandB) 2020年4月8日
そして、手書きメッセージとチケットと鑑賞券が届きました!
大変な状況の中、シネマ・ジャック&ベティーさんからクラウドファンディングのお返しが!
▼かわいい字ですが、「これからも愛される映画館を目指して頑張ります。」という、強いメッセージ!私も頑張って生き抜いて、チケットを握りしめて、観に行きます!
▼デザインもかわいいチケット。
1年間の有効期間。未来を手に入れた感じもする🎶
京阪神のミニシアター13館の支援プロジェクト「Save our local cinemas」
数年ですが、京都と奈良にも住んでいたことがあります。
東京出身のMooiにとって、正直、東京以外の場所に住むのは大変でした。関西の友人たちに色々な場所や実家(どのお家もご飯が美味かった!)に連れて行ってもらいました。京都三大祭りのようなイベントはもちろんですが、今ではひとりで行っている映画館に、友人と出かけたことは、大切な思い出になっています。
そんな京阪神の映画館も今回の新型コロナによって、ピンチに立たされています。
京阪神13館の映画館の支援ができるという、幅広く貢献できるクラウドファンディングです!
13館は
京都みなみ会館
シネ・ヌーヴォ
元町映画館
神戸映画資料館
出町座
宝塚シネ・ピピア
パルシネマしんこうえん
豊岡劇場
第七藝術劇場
シアターセブン
京都シネマ
福知山シネマ
舞鶴八千代館
です。京阪神在住者以外はあまりご存知ないかもしれませんが、新型コロナが終息後に京阪神の美術館に行く際、夜は映画なんていかがですか?いつもと違う映画館で観る映画も旅の醍醐味のひとつです。
支援するとTシャツがもらえる!ただし、Tシャツがもらえるコースは4月12日(日)まで!!
この支援の面白いところは、3,000円支援すると、Tシャツがもらえるコースところ。早速、妹の分と2枚、申し込んでしまいました。
▼Tシャツで支援はこちら。
▼ご興味のある方はぜひ「SAVE OUR LOCAL CINAMAS」サイトまで
かなりバタバタとした文章になってしまいましたが、新型コロナウイルスに関しては、美術館、映画館、音楽等、様々な文化的な団体にも影響が出ています。今回の件で、改めて、文化や芸術が、日常に彩を添えてくれてることを痛感しました。今、なんだか生活が灰色です・・・(グレーも良い色ですけどね)。
そして、Tシャツが届きました!
▼男性のSサイズなので、Mooiには大きめ。下に薄い長袖を着て重ね着もできそう!
▼裏には関西の早々たるミニシアターのロゴが!これはエモい(若者ぶってみる)!
関西ミニシアターの応援Tシャツ、当初の予定よりもはるかに多くの応援があったようです!
この度は、ご支援・ご協力くださいまして、誠にありがとうございました。
皆様からのご支援は当初の予想をはるかに上回り、
Tシャツ受注総数:13,227枚、ご寄付:4,805口となりました。
キャンペーン中、日々増えていく反響とご支援に、本当に心が震えました。
こちらまで嬉しくなりました。関東のミニシアターも個性豊かですが、関西はそれぞれが濃そう(良い意味で)。
あまりにも多くの方が応援したために、Tシャツの配達が遅延するというお詫びがありましたが、
「今、みんな自粛してお家にいて、見せびらかす機会がないので、いつでもいいですよ(^_^;)」
と思ったMooiです。
▼Tシャツ応援終了のご挨拶と配達遅延のお知らせ
今度、関西で映画を観る時に、着ていきますね!
未来に楽しみを作ってくださって、本当にありがとうございます!
お題「#おうち時間」